那珂湊の白亜紀層関連
1998.4.29 地形図:1:25000「那珂湊」
那珂湊層周辺の案内
茨城交通湊線の磯崎駅。公衆便所ではない。これでも改築されて立派になった。
磯崎の海岸。シルト岩の部分はやわらかく、岩礁が少なくてへこんでいる。
磯崎〜平磯の間、砂岩層の傾斜が逆向きになっている部分がある。海底地滑りによるスランプ性の堆積構造と考えられている。
タービダイトの構造といい、かなり変動の激しいところでの堆積物という印象がある。
レキ質砂岩の部分。レキには酸性火山岩レキ(ルーペ左)が見いだされ、白亜紀火成活動との関連を考えさせられる。
海岸段丘。一列に並ぶ松の向こうには平坦面が広がっている。下末吉面相当?。
郵政省通信総研の施設がある。
県立公園になっている。地図拡大>
帰りの湊線の車窓から。夕暮れの水田。中根の段丘の手前。地形的に面白い。
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石ころの地球科学index
1998.5.7 H.Hagiya