NHKジュニアスペシャル 第22回「はるかなるET」補足解説
1999.6.1 ver.0.11 萩谷 宏
パイオニア打ち上げ
岩石惑星とガス惑星
太陽系の惑星には、
木星
太陽系最大の惑星・木星は、直径142800km、太陽のおよそ10分の1、地球の11倍にもなります。 質量は地球の318倍。太陽系の惑星を全部あわせても、木星の半分にもなりません。
木星をつくるのはほとんどが水素(90%)とヘリウム(10%)です。太陽系ができたときに、 太陽系星雲をつくっていたガスをそのまままとった惑星です。地球のような地面はなく、 ずっとガスの層が内部まで続いています。表面にみられるしま模様はそのガスの動きを表しています。
木星は、その外側から、水素・ヘリウムのガスの部分、液体水素の部分、金属水素(液体)の部分、 そして(氷)、岩石、鉄でできた核の部分、という構造になっています。
(図)
ガリレオの観測