南西グリーンランドの海岸地方の山岳氷河と、氷河地形の写真集です。
Storφ島の山岳氷河。 1700mのピークの北側に発達する山岳氷河と氷河地形。岩壁は36億年前の片麻岩と28億年前のMalene表成岩の境界部分、それらに縦横に貫入する25億年前のQorqot花崗岩類の岩脈が表れている。
U字谷とフィヨルド。 標高1000mの尾根から。手前はカール上部に残る山岳氷河。氷の流動やモレーンの分布の様子がわかる。
アメラリクフィヨルドにて。
氷河による侵食地形−羊背岩 フィヨルドの両岸の陸地にも氷食による平坦な地形が見られ、氷河によって運ばれた、巨大な迷子石も見られる。これらは最終氷期に形成されたものと思われる。
ゴッドホープフィヨルドに浮かぶ氷山。 氷河の末端から崩れて流れ出した氷の固まりは、少しずつ融けて姿勢を変えながら、フィヨルドを流れ下る。その結果このような不思議なかたちの氷もできる。
画面奥はフィヨルドの側面の絶壁。500mもの高さの岩壁が続いている。
海岸の土壌と低木。
非常に土壌が薄く、生育環境のきびしさがわかる。
海岸と氷山。
氷山はちょっとしたビルくらいの大きさのものもある。
海岸の岩に生える海藻。
海藻はほとんどこの一種類。踏むと滑る。