地球科学研究室とは
 2007.3

 地球科学研究室は、地学科出身の萩谷が2003年4月に武蔵工業大学工学部教育研究センターに着任し、開設した研究室です。2007年度から発足する知識工学部リテラシー学群の研究室のひとつとして、化学研究室、生命科学研究室と連携し、分子・生命・地球科学コースを構成します。

 2004年度より卒業研究学生(2003後期より仮配属)を受け入れており、これまでに5名の学生がこの研究室で卒業研究を行っています。

 2006年から新しく開設された倉田先生の生命科学研究室と「生命・地球科学分野」を構成し、フィールド調査で協力体制をとり、また室内分析では化学研究室(分子科学分野)と機器分析室にお世話になっています。

 →(旧)教育研究センター化学部門卒業研究の研究室案内2007

 →卒業研究−地球科学研究室  補足情報

 理学の学科そのものが存在しない工業大学の中で、地学の位置づけを模索していますが、試行錯誤の中で何かしら得るものがあると思っています。

 地球科学の中でも、野外調査を基本とする地質学の伝統をベースにしたいと考えています。現場に出て、ものを見て判断することは、工学部一般の教育方針とも一致する部分があると思います。
 大学の中でも、全学向けの「フィジー諸島における自然体験実習」や、「武蔵野台地をあるくゼミナール」「身近な火山学ゼミナール」の企画運営に携わっています。

 学外では、科学教育番組制作への協力、地元自治体の校外学習や生涯学習講座への協力の他、大学博物館の維持管理や展示制作への協力など、社会教育や普及活動に関わっています。また、検定外高校教科書づくりにも多少関わりました。

 卒業研究指導では、特にフィールドでの調査において、学外の多くの先生方にご協力をいただいています。
 2003年以来、フィジー諸島スバに本部を持つ、The University of the South Pacific(USP、南太平洋大学)と共同での野外実習プログラムを実施しているほか、研究面でも協力しており、USPの修士課程大学院生の研究指導もしています。

 萩谷の担当する講義・ゼミナールは参加・聴講自由です。気軽にお問い合わせください。

 研究室ガイド記載内容

 地球科学研究室−アルバム


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