2002年度・自主ゼミ「武蔵野台地をあるく」

参加自由。企画責任者:萩谷 宏


ローム層中の火山灰鉱物 生田緑地での地質観察から

2002.11.8

  →野外見学と室内作業の風景

 地図

 ロームを洗って取り出した火山灰鉱物の様子。斜長石(透明)、普通輝石(緑色)、磁鉄鉱(金属光沢)、軽石片(白色〜黄色不透明)などがわかる。

 立川ロームと思われる#3の中から得られたかんらん石。自形でころころした結晶を見せる。

 かんらん石。同上。

 かんらん石。同上。

 中央右のやや長い柱状結晶はしそ輝石。うす茶色〜黒茶色の柱状結晶。(Mg,Fe)SiO3

 普通輝石(Ca,Mg,Fe)2Si2O6の破片。

 普通輝石。緑色〜黒緑色柱状結晶。

 普通輝石。結晶が大きく、厚いと不透明に見える。

 細長く割れた普通輝石の破片。輝石類は割れやすい面(へき開)があり、ほぼ90度の角度で二方向に割れやすいので四角い柱状の破片ができやすい。角閃石とは割れた破片の角度で区別が付く。(角閃石は60度・120度の菱形断面で割れる。)

 斜長石(NaAlSi3O8-CaAl2Si2O8)。マグマ中で結晶成長の際に取り込んだ包有物を内部にもっているのがわかる。

 チタン鉄鉱(イルメナイト)FeTiO3。平たい金属光沢の結晶。本来は六角板状。

 石英(SiO2)。高温型のβ石英で、六角錐が上下に合わさったような、そろばん玉状の結晶でもみられる。古箱根火山の噴出物には時々混じっている。


 自主ゼミ#7

講義データ
http://www.chemie.org/geo/


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