マグマが冷えて固まると、いろいろな火成岩ができます。火山から噴き出したマグマのかたちはさまざまです。
有珠山の火山灰(青野さん提供)の拡大写真。火山ガラスの細かい軽石のような部分と、斑晶鉱物が識別できる。画面の横幅約1cm。
透明な、そろばん玉のような結晶は高温型の石英。黒い結晶は普通輝石。細長い黒い結晶はシソ輝石。
枕状溶岩の露頭(千葉県鴨川市新屋敷・新生代第三紀中新世の玄武岩質溶岩)
枕状溶岩の露頭その2(産地・時代は上の写真と同じ)
日本の溶岩と異なり、ひじょうに粘性の低い溶岩が特徴です。
地球最大の火山はハワイ島です。海面下7000m、海面上に4000mの高さでそびえ立ち、底面の半径は150kmもあります。
ハレアカラ火山(マウイ島東部)の火口内の単成火山群。
溶岩流と溶岩堤防。溶岩流の水位低下と周縁部の固結進行が原因?
ハワイ島南西部にて。マウナケア火山の1860年頃の溶岩流。
玄武岩質の熔岩流の中にみられる、はんれい岩やかんらん岩の捕獲岩。道路沿いの切り割りにて。ここで見られる熔岩は、1枚1枚は非常に薄く、30cmほどしかないように見える。上下の境界がクリンカー(空気に触れて酸化して赤く染まっている)によってはっきりとわかる。
ハナウマ湾の岩壁に見える水蒸気爆発のサージ堆積物。白いものは当時(約6000年前)のサンゴ礁の破片。