自然放射線

 1999.10.19 (途中)


 東海村での事故を機会に、放射線についての基礎知識をまとめたいと思っています。

*自然界には放射線がある

 自然界には、ある程度の放射線があって、我々はその中で暮らしている。放射線は宇宙(太陽、外宇宙)から届く宇宙線と、地殻の岩石や大気中の物質、さらには我々の身体をつくる元素に含まれている、天然の放射性同位体に由来するものがある。ここ半世紀ほどで、さらに核実験などで放出された人工的な放射性物質も加わっている。

 これらの自然界にもとから存在する放射線の強度は、0.02-0.05マイクロシーベルト/時、程度である。これは、地域や条件によって差があって、花崗岩地域では高く、神奈川県のような火山灰が地表を覆う地域では低い。また、コンクリートの建物の中ではやや高い傾向がある。

 放射線源は、鉱物のほかに、大気や生物中の放射性炭素もある。これらの放射線よりも強い放射線が存在すると、検出可能だということになる。

*自然界の放射線源

*「放射線」と「放射能」、「放射性物質」

*放射線の種類

*危険な放射性物質とは

 半減期が比較的短い、身体に吸収されやすく、排出されにくい、

*健康で安全な生活のために

 (必要以上におそれないこと、なめてかからないこと。正しい知識を。)

*参考文献


石のたましい

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