マントル・ノジュールの産地
一の目潟。マールと呼ばれる火口に水がたまった地形。およそ5000年前に噴火した際に、
安山岩質マグマとともに、火道にあった各種の地殻の岩石や、マントルのかんらん岩までも噴出し、周囲に堆積させた。
湖岸。一の目潟は水道局が水源として管理している。
湖岸のレキ層に露出した、かんらん岩ノジュール。主にスピネル・レールゾライト。
途中の崖の地層から採取した大きなノジュール。約1.5kgあった。
同じくマールの二の目潟。遠方は戸賀湾。戸賀湾もマールであるといわれる。このほか、
少し小さい三の目潟があり、そこでもマントルからのかんらん岩類がノジュールとして知られている。