1999.10.18(月曜)3限実施 萩谷出題
以下の問題T〜Xに解答せよ。必要があれば図を用いて説明して良い。また解答スペースがどうしても不足する場合は、解答用紙の裏面を使用しても良い。
T
地球の重力について、以下の問いに答えよ。
1)重力は2つの力が合成されたものである。その2つとはどのような力か、簡単に説明せよ。
2)地球の表面での重力加速度と、地球の半径がわかっていると、地球の質量が計算できる。
地表において質量mの物体に加わる重力
は
と表せる。(g:地球表面の重力加速度、9.8m/s2)
一方、万有引力の法則から、
(G:万有引力定数6.7×10-11 M:地球質量 R:地球半径6.4×106m)
上記の2つの式と数値を使って、地球質量Mを求めよ。
3)火星表面での重力加速度は3.6m/s2である。半径を3400km(3.4×106m)とするとき、火星の質量を求めよ。
U
地球の層構造について、以下の問いに答えよ。
1)マントルがどのような物質(岩石)でできているか知る方法について、できるだけ詳しく説明せよ。
2)地球の核の存在は、どのような事実から推定されているか。説明せよ。
3)地球の核がどんな物質でできているか説明せよ。また、それをどのようにして推定したのか、根拠についても説明せよ。
4)地球の層構造をつくるそれぞれの物質は、ある物理的な規則性をもって地球の内側から外側に分布している。地球の層構造を決めるその物理量とはどのようなものか、説明せよ。
V
地球磁場について以下の問いに答えよ。
1)地磁気の3要素について説明せよ。
2)地球磁場の原因は、どのようなものであると考えられているか、説明せよ。
3)岩石中に残された、過去の地球磁場の記録を古地磁気という。古地磁気の利用により、これまでにどのようなことが明らかになったか、例をひとつ挙げて説明せよ。
W
地球の大きさとかたちについて、以下の語句を必ず用いて、100字以内で正しい説明文を作れ。語句を使用する順序は問わない。句読点は字数に含めるものとする。
語句:回転楕円体、ジオイド、偏平率、半径
X
1)プレートの概念について簡潔に説明せよ。
2)地震とプレートの関係について簡潔に説明せよ。
以上。
地学 2学期中間試験 F1G 解答用紙
1999.10.18(月曜)3限実施 萩谷出題
T
1)
2)
3)
U
1)
2)
3)
4)
V
1)
2)
3)
W
l l l l
5 l l l l 10 l l l l 15 l l l l 20 l l l l 25l l l l
30 l l l l 35 l l l l 40 l l l l 45 l l l l 50l l l l
55 l l l l 60 l l l l 65 l l l l 70 l l l l 75l l l l
80 l l l l 85 l l l l 90 l l l l 95 l l l l 100X
1)
2)
F1G 番号 氏名 得点 .