*元素合成の話
宇宙の初期状態(ビッグバン)で水素とヘリウムはつくられる
恒星のエネルギー源:主系列では水素からヘリウムをつくる核融合反応
巨星:内部でヘリウムが核融合をはじめる → CNOなどの元素を生産、Feまでの元素をつくる。
Feよりも重い元素の核融合は吸熱反応 →反応が進まない →中心に”燃えない”鉄がたまる →不安定が生じる →超新星爆発
超新星爆発による元素合成:鉄より重い元素を大量につくる 爆発で周りに放出
例:かに星雲(図表)1000年前の超新星爆発のなごり。
放出された重元素を多く含むガスが収縮し、あらたな恒星や恒星系をつくる …太陽系の起源
太陽はリサイクル品である
種族Iの恒星:太陽を含む 新しい星を含む。散開星団をつくる星。重元素多い…リサイクル製品
HR図の特徴 特に散開星団はできてすぐなので、寿命の短いO,B型星が主系列で存在。巨星が少ない。
種族IIの恒星:球状星団をつくる恒星。古い星ばかり。重元素少ない…宇宙の初期に生まれた星
HR図 古い星の集まりなので、寿命の短い青白い側の主系列星は、巨星になってしまって残っていない。
余談:ウルトラマンの故郷:M61星雲?は球状星団!!